椎間板ヘルニアの原因と治療方法
治療ブログ
レントゲンで異常がないのにお尻から脚に痛みが出る??
レントゲンで異常がないのにお尻から脚に痛みが出る??
レントゲンでわかるのは骨の異常です! 筋肉や靭帯の問題はレントゲンには映らないのです。筋肉が硬くなって坐骨神経を挟み込むことで、お尻から下肢にかけて痛みが出てくることがあります。
梨状筋(りじょうきん)という筋肉が引き起こす症状で梨状筋症候群といわれるものです。ヘルニアとよく間違えられるものですが、ヘルニアなど比べると経過はいいものです。 レントゲンで写らないからこそ、筋肉を良く触診することが診断のポイントになります。
立ち仕事や足場の悪いところを長く歩いた後に起こることが多く、 骨盤の歪みがある方が起こりやすいです。またしばしば見られるのは、お尻のポケットに財布などを入れているために圧迫されてししまうケースです。座り方や足を組む習慣によっても梨状筋症候群の原因となることがあります。
坐骨神経に沿ったしびれ(太ももの裏、ふくらはぎ、足先まで)が起こる。
座っているとしびれが悪化することが多い。
痺れている側を上にして横向きになると、しびれが悪化することがある。
しびれは『鋭い』、『ビリビリ』、『電流が走るような』、『灼熱感』などと感じることが多い。 症状は椎間板ヘルニアと似ているため、ヘルニアと間違われることも少なくありません。
梨状筋症候群による坐骨神経痛かどうか判断する場合に、Kボンネット テストというテストです。また、梨状筋が走る場所を指で押圧することで、症状が誘発されます。指で押したところが治療部位になります。レントゲンでは現れ ない症状なのでお困りの方はご相談ください
梨状筋は、股関節と骨盤を結ぶ筋肉なので、骨盤の歪みや、股関節の柔軟性を改善することが治療のポイントになります。
まず股関節を緩めるための関節のマニュピュレーション(運動)、そして骨盤のゆがみを調整する整体・を行い。梨状筋に対する負担を少なくします。 そのうえで梨状筋を柔らかくするマッサージ・電気治療を行うととても効果があります。