椎間板ヘルニアの原因と治療方法
治療ブログ
骨盤や背骨の歪み。気になりませんか?
骨盤や背骨の歪み。気になりませんか?
私たちの日常的な健康を支えている骨盤は日々の何気ない動作で歪んでしまいます。
・椅子に座った瞬間、すぐに片方の足を組んでしまう。
・机に肩肘をついてしまう(猫背の原因)。
・床に座る時、横座り(女の子座り)をしてしまう。
・自然と片足に体重をかけて立ってしまう(癖)等々…
このような何気ない動作(=癖)をすることで、自然と片方の骨盤に無理な負担をかけてしまうことになります。そして…骨盤が歪み、背骨も曲がってしまいます。生活習慣・態度をきちんと見直すことで、骨盤を歪みから救うことができるわけです。 また最大の要因は、筋肉の衰えです。背骨や骨盤は身体の土台となります。そしてその土台を支えているのが筋肉です。極端に運動不足が続いたり、老化による筋委縮が進むと背骨や骨盤を支える力が弱くなり土台が歪んでいきます。骨盤の回りを囲む筋肉群(腹直筋・脊柱起立筋・臀部筋群・内転筋)…そして上半身と下半身をつなぐ唯一の筋肉・大腰筋が衰えてくると、骨盤の歪みだけでなく、骨盤が絶えず開き気味になり、骨盤の異様な傾きを引き起こします。(腰が丸くなり、背中も曲がってきます=猫背)
上半身と下半身のバランスが悪くなることで、異常な緊張を引き起こしてしまい様々な部位に支障をきたします。骨盤の歪みによる異変を修復するため、脊柱の上部で身体全体のバランスを取ろうとします。その結果、筋の過緊張が生じ頭痛・肩こり・首の痛み、腰痛を引き起こします。 また下半身の動きをつかさどる股関節にも悪影響を及ぼします。骨盤の歪みによって、左右股関節にかかる重心が微妙に変化し、股関節痛やO脚・X脚といった足に変形を引き起こしてしまいます。(骨盤が開く→自然と大腿骨も外側を向く→O脚・X脚)
骨盤内にある様々な臓器に悪影響を及ぼします。子宮・卵巣などが圧迫(骨盤が閉じた状態)され続け、結果として女性ホルモンのバランスが乱れます。その乱れは、生理痛・生理不順・肌荒れ等々、女性を悩ませる様々な症状を引き起こします。(特に骨盤をつかさどる骨:仙骨は、女性ホルモンと深い関係があります)
骨盤内の臓器(大腸・小腸)は骨盤の歪みにより(内蔵の位置がずれる)、便秘・下痢などの症状を引き起こします。
また通常、睡眠中、骨盤は開いています(リラックス状態)。しかし、何らかのストレスが原因で骨盤が閉じてしまった状態で睡眠に入れば…それは不眠症を引きおこす可能性もあります(睡眠薬を飲まれている方は、注意が必要です)。
最後に骨盤が歪んでいるかどうか、簡単にチェックできる方法をご紹介します。まず、椅子に座って両足を交互に組んでみてください。どちらか一方が組みにくい・きつく感じた場合、身体が曲がり骨盤が歪んでいる証拠と言えます。また、床に直線を引き、目を閉じて歩いてみてください。真っ直ぐ歩けず、どちらかに大きく曲がってしまった…これも骨盤が歪んでいる証拠と言えます。骨盤の歪みと大腰筋の関連性、そして自身の骨盤の歪みを知ることは、非常に大切なことなのです。
当院では、姿勢にこだわる整骨院です。姿勢分析機を用いて検査、分析しベットで痛みを生じることなく歪みを矯正していきます。また歪みが戻らないよう弱化した筋をトレーニングし筋肉の再教育をすることで正しい姿勢を患者様と一緒に作っていきます。