椎間板ヘルニアの原因と治療方法
治療ブログ
肩が痛くて上がらない! 夜も痛い!
肩が痛くて上がらない! 夜も痛い!
肩が痛い=通常「肩こり」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか? 肩こりと五十肩は全く違うものです。 大きく分けると肩こりは主に姿勢の悪さから肩や首の付け根の筋肉に負担がかかりコリを感じるものや 同じく姿勢の悪さから頚椎や肩関節に捻じれがかかり起こる症状の事。 五十肩は肩の関節の中、周囲の炎症が原因で起こる疾患です。
五十肩は、筋力の低下やホルモンのバランスが崩れ始める時期に発症します。 肩の周囲組織の退行性変性(老化)を基盤として明らかな原因なしに発症し、肩関節の痛みと、手が上がらないなどの運動障害を主訴とするものです。 ときには軽微な外傷の繰り返しの後に肩の不快感や疼痛を引き金として発症します。 好発年齢が40歳後半から50歳代をピークで迎え60歳代まで見られることから五十肩と言われます。 肩関節は上腕骨・肩甲骨・鎖骨の3つの骨で支えられ、肩を大きく動かすために上腕骨のはまりが浅く(不安定)、関節包という関節を包み込む袋や、発達した腱が肩の強度を高めています。 元々不安定な構造をしているため、関節包や腱に炎症や損傷が起こりやすく痛みや可動域の制限が起こります。 炎症が関節の下にある滑液包や関節周囲の筋肉に広がることにより悪化します。
一般的に発症から約2週間前後の急性期、その後約6ヶ月から1年間の慢性期を経て回復期へ移行します。 急性期には運動制限を引き起こす運動痛に加えて安静時痛や夜間痛が出現します。その後徐々に関節拘縮が現れ肩の関節可動域が制限されます。 慢性期には徐々に痛みが軽減し日常生活でも痛めた肩をかばう必要がなくなりますが可動域制限は残ります。 回復期には可動域制限は残るものの痛みが少なくなるために大きな機能障害の自覚はなくなり可動域の制限が軽減します。 なかには可動域が自然回復をする方も居ますが、一方では数年後にもなんらかの痛みや可動域の制限が存在する方も多くいます。 安静と自然治癒力に任せるのではなく、積極的に痛みと関節可動域制限を改善する治療が早期回復、そして完治へと進みます。 慢性期に入って痛みが軽減してきたら関節の拘縮予防と可動域改善の為にリハビリ(運動療法)を開始します。肩を温めながら少しずつ動かし痛みがほとんどなくなる回復期に入ったら肩の可動域に合わせて慢性期以上に積極的に肩を動かすようにします。 自宅ではコットマン体操(振り子体操)などで運動をすることで回復が早くなります。
当社の整骨院では、急性期、慢性期、回復期 それぞれの苦痛を改善するように最善の処置をいたします。
1、痛みを早く取り除くための電気治療 超音波 高圧電気治療 鍼
2、関節の動きをよくする運動療法
3、関節の硬さを解除する関節リリース
4、患部の血流を改善するマッサージ
5、筋肉をサポートし痛みを改善するキネシオテープ
肩の痛みでお悩みの方はぜひご来院下さい。