椎間板ヘルニアの原因と治療方法
治療ブログ
ヘルニアと言われたが良くならない人は疑ってください
ヘルニアと言われたが良くならない人は疑ってください
ヘルニアと同じような症状で、誤診が多いのは 仙腸関節の問題です! ヘルニアの治療しているのに一向に痛みが良くならない方に必見です。
腰や股関節が痛く、レントゲンやMRI検査などをおこなったが異常はないと診断を受けた方!
朝起きたときに腰をかがめると痛む方、顔を洗うときに腰が痛む方!
腰や股関節に痛みやしびれがある方などは、ヘルニアと誤診されることが多いですね。 またぎっくり腰でもこの関節を痛めることがあります。
上の図を見ていただくと骨盤は、仙骨とそれを挟むように左右にある腸骨からなります。 腰を曲げる時や歩行時などに体を支え、体重を受け、人間が活動するうえで大切な関節になります。その「仙骨」と「腸骨」のつなぎ目を『仙腸関節』といいます。
起床時や洗顔時など腰をかがめたときの痛み、ズボンをはく動作など足を持ち上げたときの痛み、長時間の座り姿勢や座っていてどちらかのお尻に体重をかけたときの痛みなどが挙げられます。
仙腸関節に異常をきたした状態で過ごし、状態が悪化すると椎間板ヘルニアのように足にしびれや痛みなどの神経痛が生じることもあります。 その他に女性の場合、生理時に痛みが強く出現することも多くあります。
このように「仙腸関節」とは身体を支え、動かす上で重要な役割を果たしており、障害をきたし構造上の問題が発生して様々な症状をきたします。
当院では様々な腰痛患者が日々ご来院されますが、仙腸関節に異常をきたしている方は多く見受けられます。整形外科テスト法という病院等でも行われている国際基準の徒手検査法(手で行う検査 上の左の写真)を複数の種類を用いることで間違いやすいヘルニアと仙腸関節の鑑別はしっかりできます。
仙腸関節に異常をきたす原因としては、姿勢の歪みなどで身体の支えが弱くなることや、周囲の関節の可動域が悪くなって仙腸関節に負担がかかります、骨盤がゆがむことで痛みを起こします。
仙腸関節の痛みだけでなく、痛みを引き起こす原因まで追求することがしっかり治すためには、とても大切なことになります。
患部の炎症が強く痛みを強く伴う場合には、手技では届かない体の中の組織へアプローチできる超音波療法や複合電気治療器を組み合わせると非常に効果的です。
整体療法では、骨盤の位置のズレを診て関節、筋肉、神経と分けて施術していきます。特に体重を受ける股関節の可動域やズレ、そして膝や足首の関節や背骨も重要となりますので、特殊な技術で調整していきます
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また、特殊なカイロベットを使って骨盤・腰椎の歪みを矯正することがとても有効です。 同じ仙腸関節の障害でも皆、生活動作のクセや筋力、柔軟性や歪み方が違うので、当院では先ほどもお話したように様々な検査を合わせて行い鑑別し、その人に合ったストレッチやトレーニングも取り入れ施術にあたっております。
治療はしているけどなかなか良くならない方や、レントゲンなどの検査をしたけれど異常がなく痛みで苦しんでおられる方、もしかしたら仙腸関節の障害かもしれません。痛みが一日でも早く除去できるようしっかりとした検査、施術で取り組んでいきましょう。お困りの方は一度ご相談ください。