椎間板ヘルニアの原因と治療方法
治療ブログ
体の歪みをひきおこす外反母趾
体の歪みをひきおこす外反母趾
外反母趾とは親指が外側方向(小指)に変形してしまう事です。女性の方に多い疾患です。
外反母趾はほっとくと体のバランスが歪み色々な痛みを出しまうので知識を深めて予防しましょう。
外反母趾の一番の原因は靴です。つま先が狭くなっている靴を履くことで指を圧迫をしてしまい親指が変形をしていきます。また踵が高い靴を履くと付け根にかかる負担が増え変形が強くなります。ハイヒールなどを履く女性に多い疾患です。10歳代に起こるものは母指が人差し指より長かったり、生まれつき扁平足ぎみであったりする外反母趾になりやすい特徴があります。最も多い中年期のものは靴に加えて、肥満と筋力低下などによっておこります。
特徴的な症状は足の親指の先が人差し指のほうに「くの字」に曲がり、つけ根の関節の内側の突き出したところが痛みます。その突出部が靴に当たって炎症を起こして痛みをだします。ひどくなると靴を履いていなくても痛むようになります。 外反母趾になると親指を使えず歩行のバランスが崩れてしまい膝、股関節が歪み負担がかかり痛みが出たり、腰痛を引き起こすこともあります。親指が使えないことと横アーチが崩れることにより人差し指の付け根にタコが出来ることが多いです
病院では親指の角度を測ります。親指に体重をかけた状態でレントゲンを撮影し骨の角度が15度以上なら外反母趾と診断します。 ただ、変形は見た目に明らかなので痛みの程度が問題になります。親指の付け根を押すと痛い、靴を履いて歩くと痛い、裸足で歩いても痛いなど痛みの状態によって判断します。また縦アーチ、横アーチの崩れはどうか、膝関節、股関節の歪みがどうかもしっかり検査をしていきます。
当院の治療として痛みがある場合超音波治療器を使い炎症を取り除いていきます。 股関節、膝関節、足関節の歪みを診て矯正をしたり動きが悪い関節には正常な動きをつけていくよう手技を行います。また、弱くなってしまった筋肉にトレーニングをいれてたり、テーピングで親指の矯正をしていきます。 外反母趾は酷くなるとヒールなどを履かなくても変形が進行していくので痛みが無くても早期の治療をお勧めいたします。外反母趾かもと思った方は気軽に当院に御相談下さい。