椎間板ヘルニアの原因と治療方法
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首が痛くて動かせない! 寝違え
首が痛くて動かせない! 寝違え
朝起きて 首が動かない!! ~寝違え 首を寝違えた経験がある方は意外と多いのではないでしょうか??寝違えは睡眠時の姿勢や状態によって発症する傾向があり、若年層から高齢者まで幅広い年代で発症する可能性があります。
朝、起きた時に突然首が痛み動かなくなります。このような症状が発症してしまった場合は、寝違え障害を発症している可能性があります。寝違いは、頚部が何らかの影響で炎症を起こすと発症します。 寝違いの症状は基本的に首を中心とした独特の症状を出します。
・寝起き時に首にこわばり感があり起きる事が辛い
・急に首をまわすと痛みが出現する
・首を動かす角度が大きくなるほど徐々に首の痛みが強くなる
・無意識に横を向こうとすると体ごと向こうとする。
・腕がだるくなる、腕にしびれがある(特に肘から下(前腕部)に出現する)
以上の症状が寝違いの特徴的な症状で一つでも該当すると寝違いの可能性があります。 なお、痛みとともにしびれを併発している場合は頸椎から始まる神経の障害を伴っている可能性がありますので要注意です!。
寝違えの原因は、寝ている際の姿勢が大きく関わります。特に睡眠時の腕の位置の影響が寝違い発症の要素になると考えられています。例えば、腕を身体の下にしたまま寝たり、不自然な格好で寝る事により頚椎の関節捻挫や神経圧迫を解して頚部に炎症として症状を出す可能性が考えられます。
1.超音波や特殊高電圧治療器などを使用し患部の炎症を抑制。鎮痛作用を促します。
2.患部周囲の筋や関節の異常緊張を緩和させ、患部に加わる負担を軽減させます。
3.また、キネシオテープや鍼を使用し治療効果を持続させることも有効です。
4.炎症期が終わると患部の筋の治療、関節のROMを改善、動きの連動性を高め、自然治癒力を活性化させます。
5.なお、痛みが重症な場合は頚部の動きに制限を加えるために頚椎カラー等による固定処置を行うのも一つの方法です。人の頭は重く、首に大きな負担を加えます。頚部周辺の筋肉は常時、この継続的な負担がかかっており、この筋肉への過度な負担は頭痛やめまいなど様々な症状の原因の一つになります。ですから、炎症期のうちの処置として頚部にかかる負担を軽減させROMに制限を加えて早期回復させる場合もあります。 もし仕事のご都合などですぐに治療に行けない場合は、患部のアイシングをお勧めします。 寝違えでは神経系障害でない限り、大半のケースは患部に炎症を発症していることが多いので炎症を抑えてる事が重要になります。 但し、最終的には診察、治療を受ける事が大切になりますので早めにご来院下さい。